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リニア中央新幹線・静岡県とJR東海の対立で開業に遅延も・・ |
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リニア中央新幹線は、最高時速約500qで、東京(品川)と名古屋間を40分、東京と大阪間を67分で結びます。2014年に国が計画を認可し、2015年に本体着工しました。建設費の約9兆円はJR東海が負担する。
東京―名古屋間約286qのうち約246qをトンネル工事を占め、困難な工事が想定されています。
なお、東京・名古屋間の開業は2027年、東京・大阪間の開業は2037年を予定している。
東京・名古屋間の駅は4ヶ所、地下駅の建設費は約2,200億円、地上駅の建設費は約350億円が必要とされています。当初、駅の建設費は地元自治体に負担を求めていましたが、工期の遅れ等を勘案してJR東海が全額負担することになりました。
静岡県内の工区は約10qで地表からの深さが最大で1,400mとなり南アルプスを貫くトンネル工事になります。 |
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リニア 27年開業「黄信号」
県・JR対立 国仲介でも混迷
読売新聞にこのような見出しを見つけました。
新聞記事から経緯を追うと・・・ |
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| 2014年 |
国がリニア工事実施計画を認可 |
| 2017年10月 |
静岡県知事が大井川の水量減少に対して懸念を表明 |
| 2017年11月 |
JR東海が静岡工区の本体工事契約を締結 |
| 2018年10月 |
JR東海が工事に伴う湧水全量を大井川に戻す方針を表明 |
| 2019年 5月 |
JR東海の社長が静岡工区の着工遅れによる開業時期への影響に懸念を表明 |
| 2019年 8月 |
JR東海が工事の一定期間は湧水全量を戻すのは技術的に困難と表明 |
| 2019年 9月 |
官房長官が、国交省が調整を行うとの見解を表明 |
| 2019年10月 |
国交省が主導し、JR東海・静岡県の会議体を作る方針を表明 |
| 2027年 |
東京・名古屋間開業予定 |
| 2037年 |
東京・大阪間開業予定 |
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解説や経緯を読んでいると、全工区からすると短い工区の静岡県ですが言い分に納得できる部分も感じ取れます。
リニア中央新幹線が通過する県には駅が各1ヶ所できます。
駅の建設費は、当初地元自治体の負担を予定していましたが、全額JR東海が負担することになりました。
しかし、静岡県には駅ができません。
工区が短いですから仕方がありませんが、静岡県には恩恵がありません。。
2017年の10月に静岡県知事が大井川の水量減少に対して懸念を表明し、その後の2018年10月にJR東海が工事に伴う湧水全量を大井川に戻す方針を表明して一旦は水戦争が終結。
しかし、2019年8月にはJR東海が工事の一定期間は湧水全量を戻すのは技術的に困難と表明した。
さらにはトンネル掘削で発生した残土の置き場や処理で意見が対立しています。
さて、このJR東海と静岡県、さらに国交省を交えたバトルはどのように決着するのでしょう!
今後が楽しみです。
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